摂津富田郷で生まれる個性豊かなビール
國乃長ビールの定番商品として知られているのが、ラベルに飛び跳ねるカエルが描かれたビールです。代表的な味わいには、黄金色に輝く「蔵ケルシュ」と、深みのある赤銅色の「蔵アンバー」があります。
どちらも麦芽100%で仕込まれた無ろ過タイプで、麦芽そのものが持つ豊かな風味を大切にしています。素材の味わいをしっかりと感じられるため、一般的なビールとはひと味違う、クラフトビールならではの個性を楽しめます。
日本酒とビールを組み合わせた「貴醸エール」
國乃長ビールの魅力は、定番のビールだけではありません。酒蔵ならではの発想から生まれた「貴醸エール」も、その個性を代表する商品です。ビールの発酵中に純米酒を加えるという独自の製法を取り入れ、日本酒造りとビール醸造の技術を融合させています。
日本酒を造り続けてきた酒蔵だからこそ生まれた、ほかでは味わいにくいユニークなビール。地元の歴史ある酒造文化と、新しいクラフトビールの魅力を同時に感じられる存在です。
歴史ある酒蔵と地元の文化に触れる
國乃長ビールが造られる摂津富田郷は、古くから醸造とゆかりの深い地域です。1822年の創業以来、地域に根差した酒造りを続けてきた酒蔵が、ビールという新たな分野にも挑戦することで、伝統を守りながら新しい味を生み出しています。
大阪の地ビールを楽しみたい人にとって、國乃長ビールは単なるクラフトビールではなく、地域の酒造文化を知るきっかけにもなる存在です。歴史ある酒蔵が手がけるからこそのこだわりを感じながら、それぞれのビールの個性を味わうことができます。
年2回開催される蔵開き
國乃長の酒蔵では、年2回、ファンが楽しみにしている蔵開きが開催されます。開催日は2月の建国記念日と9月の第2土曜日。蔵を身近に感じられる機会として、多くの人が訪れます。
大阪の地元文化や酒造りに興味がある旅行者にとっても、蔵開きは地域の雰囲気を体験できる機会です。日本酒だけでなく地ビールにも力を注ぐ老舗酒蔵の歩みを知りながら、國乃長ならではの味わいを楽しめます。
伝統ある酒造りの技術と自由な発想から生まれた國乃長ビール。大阪・高槻を訪れた際には、地域に根付いた醸造文化の一つとして、その個性的な味わいに触れてみたい地ビールです。