道頓堀、通天閣、大阪城など有名観光地が集まる大阪エリア。ショッピングなどの都市型観光はもちろん、四天王寺や住吉大社など歴史ある建築物を観ることもできます。
食と遊びの宝庫・大阪。くいだおれで有名な道頓堀や心斎橋、新世界で食べるべき粉もんグルメの数々と串かつは外せません。ショッピングには大阪駅直結のグランフロント大阪や、若者が集まるアメリカ村、あべのハルカスなどを巡るのが王道コース。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(C)や世界最大級の水族館・海遊館、笑いの聖地なんばグランド花月で思い切り余暇を楽しめます。歴史好きには、大阪城や四天王寺などの名所巡りがおすすめ。
大阪観光を楽しむために
関西最大の都市・大阪は食と遊びの宝庫。くいだおれで有名な道頓堀や心斎橋、通天閣がある新世界でお好み焼きやたこ焼き、串かつを食べ、コリアンタウン・鶴橋でホルモン焼肉をペロリ。ショッピングでは、なんばパークスやグランフロント大阪、アメリカ村、あべのハルカスなどを巡るのが王道コース。
みんなでワイワイ遊ぶなら、ユニバーサルスタジオジャパン(C)や梅田ジョイポリスで大いにはしゃぎ、世界最大級の水族館として有名な海遊館や天王寺動物園で数百種の生き物を見るのもおすすめです。
また、笑いの聖地として知られるなんばグランド花月(通称NGK)をはじめ、数々のイベントホールで時間を忘れて笑いにふけることができます。
名所旧跡巡りが好きな方には、大阪城や四天王寺へ足を運ぶのがおすすめ。
徹底的に飲み歩きたい!という人にはジャンジャン横丁や新梅田食堂街、滝見小路などのディープな横丁スポットを巡るのもおすすめです。
大阪の歴史
「もうかりまっか?」「ぼちぼちでんなぁ」といった商人の会話で知られる通り、大阪は古くから商売が盛んな土地として栄えてきました。
また、豊臣秀吉の時代には大坂城(大阪城)が築城され、大阪は政治経済の中心としての地位も得ました。その後、江戸幕府が東京に本拠を構えたことで政治の中心ではなくなりますが、その後も大阪は「天下の台所」と呼ばれ、全国の経済や流通を取り仕切りました。
明治維新後は工業分野の成長が著しく、今では日本を代表する大手メーカーの本社が立ち並んでいます。1970年にはアジア初となる日本万国博覧会が大阪で開催され、西日本最大の都市であることを印象付けました。今日の大阪府は首都東京都と肩を並べる存在となっています。
大阪のご当地グルメ・食文化・特産品
お好み焼き、たこ焼き、イカ焼き、ねぎ焼きといった「粉もん」と呼ばれるB級グルメが豊富に揃う大阪エリア。主食にもおやつにもなるリーズナブルな粉もんグルメは大阪市民のソウルフードとして、駅やデパ地下など街のいたるところで食べることができます。
また、肉や野菜、卵などあらゆるものを油で揚げる串かつ(みんなでシェアするソースの二度付けは厳禁!)や、牛スジをトロトロになるまで煮込んだどて焼き、すき焼き風の寄せ鍋にうどんを入れたうどんすき、ホルモンや野菜をちりとり型の鍋で調理するちりとり鍋など、独自の食文化が根付いています。
B級グルメの激戦地であることから、カレーやラーメン、丼ものなどのジャンルで次々と個性的なメニューが生まれてきます。お土産には豚まんやお団子、ロールケーキなどが定番ですが、大手製菓メーカーとコラボしている大阪限定商品なども人気を集めています。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(通称:USJ)は、大阪府大阪市此花区に位置する、世界的に有名なテーマパークです。米国のユニバーサル・オーランド・リゾートのレイアウトを参考に設計されており、ハリウッド映画の世界観を忠実に再現したエンターテインメント施設として、多くの国内外の観光客を魅了しています。 世界に5つあるユニバーサル・スタジオ・テーマパークスの中でも特に来場者数が多いことで知られています。映画の世界をリアルに体験できる様々なアトラクションやショーが魅力です。...»
住吉大社は、大阪府大阪市住吉区に位置する歴史的な神社です。式内社(名神大社)であり、 摂津国一宮としての地位を持つほか、二十二社の一つとしても知られています。 旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社に指定されています。 全国に約2300社ある住吉神社の総本社であり、住吉造と呼ばれる独特な建築様式を持つ本殿4棟は国宝に指定されています。 また、山口県下関市の住吉神社、福岡県福岡市の住吉神社とともに「三大住吉」の一つに数えられています。...»
大阪城は、大阪府大阪市中央区に位置する歴史的な名城であり、安土桃山時代から江戸時代にかけて築かれました。別称として「錦城(きんじょう)」や「金城」とも呼ばれ、現在は国の特別史跡に指定されています。この城址は大阪城公園として整備されており、観光地としても多くの人々に親しまれています。 復興天守とその役割 現在の大阪城の天守は1931年(昭和6年)に鉄骨鉄筋コンクリート構造で再建され、博物館「大阪城天守閣」として公開されています。復興天守は、徳川時代の天守台石垣の上に建てられ、豊臣時代の天守を想像して復元されたものです。1997年(平成9年)には国の登録有形文化財に指定され、歴史を学ぶ場として...»
海遊館は、大阪府大阪市港区海岸通に位置する日本有数の大規模な水族館です。1990年に「天保山ハーバービレッジ」の一環としての開館以来、国内外から多くの観光客を迎え、さまざまな海洋生物と魅力的な展示を提供しています。ジンベエザメやイトマキエイといった目玉の生物をはじめ、展示は多岐にわたり、その規模と独自の展示方法で多くの来館者を魅了しています。...»
大阪の「天神祭(てんじんまつり)」は、京都の祇園祭と東京の神田祭とともに、日本三大祭りの一つとして知られています。 毎年6月下旬から7月25日までの約1カ月間、神事や諸行事が行われます。特に、7月24・25日には、大川(旧淀川)で船渡御が行われ、奉納花火が打ち上げられます。 大川に映る篝火や提灯、花火などは、美しく火と水の祭典とも呼ばれています。また、鉾流神事や陸渡御なども行われます。 最終日の奉納花火大会には、例年100万人以上が訪れます。...»
四天王寺は、大阪市天王寺区に位置する和宗の総本山です。聖徳太子によって建立されたと伝えられる、日本初の本格的な仏教寺院の一つであり、その歴史は1400年以上にも及びます。山号は荒陵山(あらはかさん)、本尊は救世観音(ぐぜかんのん)。聖徳太子建立七大寺の一つであり、新西国三十三箇所第1番札所をはじめ、数多くの霊場の札所ともなっています。 『日本書紀』によれば、四天王寺は推古天皇元年(593年)に造立が開始されました。蘇我馬子の法興寺(飛鳥寺)と並び、日本における最古の本格的な仏教寺院の一つとされています。当寺周辺の地名や駅名に使われている「天王寺」は四天王寺の略称です。また、荒陵寺(あらはかで...»
大阪府大阪市中央区に位置する道頓堀は、その賑やかな雰囲気と個性的な看板、そして豊富な食文化で全国的に知られる繁華街です。道頓堀川の南岸を中心に、巨大な立体看板や様々な建物が立ち並び、昼夜を問わず活気に満ち溢れています。たこ焼き、串カツ、お好み焼きといった大阪名物を味わえる店が多く、まさに「食い倒れ」の街として、多くの人々を魅了しています。...»
天保山大観覧車は、大阪市港区の天保山ハーバービレッジ内に位置する人気の観光施設です。1997年に開業し、高さ112.5m、直径100mという壮大なスケールで、開業当時は世界最大級の観覧車として注目を集めました。現在でも大阪ベイエリアのランドマークとして、多くの人々を魅了し続けています。 約15分かけて一周する天保山大観覧車からは、大阪市内はもちろん、関西各地の名所を一望できるのが最大の魅力です。晴れた日には、生駒山、明石海峡大橋、関西国際空港、六甲山など、息を呑むような絶景を360度の大パノラマで楽しむことができます。 天保山大観覧車のもう一つの特徴は、天候に合わせたライトアップです。以前...»
大阪府大阪市浪速区の新世界中心部にそびえ立つ通天閣は、大阪のシンボルとして広く知られる展望塔です。「天に通じる高い建物」という意味を持つこの塔は、二度の建設を経て現在の姿に至ります。初代通天閣が1912年(明治45年)に誕生し、1956年(昭和31年)に現在の2代目が再建されました。2007年には登録有形文化財に指定され、大阪を代表する観光名所として多くの人々に親しまれています。...»
大阪市浪速区に鎮座する今宮戎神社は、商売繁盛の神様「えべっさん」として広く知られ、大阪七福神の一柱である恵比寿様をお祀りしています。商売繁盛、家内安全、開運招福などのご利益があるとされ、特に商売繁盛を願う人々から篤い信仰を集めています。 毎年1月9日から11日にかけて行われる十日戎(とおかえびす)は、多くの参拝者で賑わう大阪を代表する行事の一つです。福笹を求めて多くの参拝者が訪れ、大阪の活気を象徴する光景が見られます。地元では単に「戎神社」といえば当社のことを指し、古くから大阪の経済と人々の生活に深く根付いています。...»
大阪市天王寺区の天王寺公園内にある天王寺動物園は、1915年(大正4年)1月1日に開園した、日本で3番目に長い歴史を持つ動物園です。約11ヘクタールの敷地に約200種1000点以上の動物が飼育されており、都会の中心にありながら自然と動物たちの魅力を満喫できるスポットとして、多くの人々に親しまれています。2006年には総有料入園者数が1億人を突破し、国内では恩賜上野動物園に次ぐ実績を誇ります。...»
地上40階、地下2階、地上173メートルにある世界初の連結超高層建築『梅田スカイビル』の最上部には、大阪の街並みを一望できる空中庭園展望台があります。そこは広大なパノラマを楽しめるスポットで、まさに絶景です。 梅田の超高層ビル街を中心に大阪の都心や淀川、さらには遠くの山々まで一望することができます。この展望台は、珍しく屋上に設置されており、360度のパノラマビューと風を感じながら見渡せるため、観光スポットとして人気が高いです。 ...»
大阪市北区天神橋にある大阪天満宮は、学問の神様として知られる菅原道真公を祀る神社です。天神信仰の中心地の一つであり、全国から参拝者が訪れます。地元の人々からは「天満(てんま)の天神さん」と呼ばれ親しまれています。毎年7月に行われる天神祭は、日本三大祭の一つに数えられ、多くの観光客で賑わいます。...»
大阪の活気を体感できる場所として、地元の人々はもちろん、国内外からの観光客にも愛されている黒門市場。ここはまさに「大阪の台所」として、新鮮な食材から食べ歩きグルメまで、大阪の食文化を凝縮した魅力的な空間です。...»
花博記念公園 鶴見緑地は、大阪府大阪市鶴見区と守口市にまたがる広大な都市公園で、大阪市が運営しています。1941年の防空緑地計画に基づいて開発された「大阪四大緑地」(服部、鶴見、久宝寺、大泉)の一つです。面積は約122ヘクタールに及び、広大な敷地内にはさまざまな施設や見どころがあります。 1972年に鶴見緑地として開園し、1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」(通称:花博)のメイン会場となりました。この博覧会の成功により、公園はさらなる発展を遂げ、その面積や施設の充実度から、現在は「花博記念公園 鶴見緑地」として年間を通じて地元住民だけでなく観光客にも親しまれています。...»
現代美術を収集・展示する、地下3階(一部地上1階)の完全地下型の美術館。 一部の作家(セザンヌ、ピカソ、エルンスト、藤田嗣治、国吉康雄ら)の作品以外は、収蔵品は1945年以降の国内外の現代アートが中心。 国内最大規模の約8,000点の現代美術作品を所蔵していて、年に数回魅力あるテーマで展示替えを紹介し、現代美術以外の企画展も開催しています。 また、毎月様々な展示会や講演会、シンポジウム、ギャラリートークなども開催されています。 万博記念公園から中之島へ2004年に移転して建てられた新館は、美術館としての機能を果たす主要部分を全て地下に収めたユニークな建物です。 外観は、竹のしなりと現...»
日本有数の公会堂建築であり、外観・内装ともに完成度が高く、日本の近代建築史上重要なものとされ、国の重要文化財に指定されています。 アーチ状の屋根が特徴的な建物は地上3階・地下1階建ての構造で、ネオ・ルネッサンス様式を基調としつつ、バロック的な壮大さを持っています。 また、特別室の天井画・壁画には、松岡壽によって「天地開闢」が描かれています。 ...»
大阪ミナミの中心部に位置するなんばグランド花月(NGK)は、吉本興業が運営するお笑い・喜劇専門の劇場です。「笑いの殿堂」のキャッチコピーの通り、漫才、落語、そして吉本新喜劇といった、大阪ならではのエンターテイメントを365日楽しむことができます。...»
大阪市浪速区恵美須東に位置する新世界は、大阪らしい活気とレトロな雰囲気が混在する独特の魅力を持つ繁華街です。中央にそびえ立つ通天閣、南東部に広がるジャンジャン横丁を中心に、個性豊かな飲食店や娯楽施設が軒を連ね、訪れる人々を飽きさせません。...»
「おおさか」の歴史と文化を紹介する博物館で、古代から近代・現代まで、原寸大の復元建物やミニチュア模型、映像、豊富な実物資料などを用いての展示があります。 展示室は、10階から7階にかけて、約1400年にわたる「都市おおさか」の歴史を時代ごとに展示が並びます。 また、10階からの眺望も人気があり、大阪城や難波宮跡を見渡せ、フォトスポットとしても人気があります。 エレベータで10階まで上がると、奈良時代の「難波宮」の大極殿が現れ、9階には、室町時代から豊臣秀吉による大阪城築城を経て、「天下の台所」と称された江戸時代までの大阪の町が広がります。 7階には、大正から昭和初期にかけての「大大阪時...»
咲くやこの花館は、大阪市鶴見区にある屋内植物園で、花博記念公園鶴見緑地内に位置しています。この植物園は、日本有数の総合植物館として知られ、国内最大規模の温室(延床面積6,890平方メートル)を誇っています。植物好きや自然愛好家にとっては、訪れる価値のある場所です。...»
大阪市生野区に位置する生野コリアタウンは、「御幸通商店街」とその周辺地域の総称であり、別名「大阪生野コリアタウン」とも呼ばれています。2021年には、3つの商店街が統合し「大阪コリアタウン」として新たなスタートを切りました。生野コリアタウンは、大阪にいながらにして韓国の文化や食、活気を体感できる場所として、多くの人々を魅了しています。...»
大阪市浪速区に位置するなんばパークスは、ショッピング、レストラン、映画館などの商業施設と、緑豊かな都市公園が融合した複合施設です。南海電鉄難波駅に直結し、なんばCITYとも隣接しており、アクセスも非常に便利です。「緑との共存」をテーマに、都会の中で自然を感じられる貴重な空間を提供しています。...»
あべのハルカスは、大阪市阿倍野区に位置する、近鉄不動産が手掛けた超高層複合商業ビルです。2014年に全面開業し、阿倍野・天王寺エリアのランドマークとして、多彩な施設が集まる拠点となっています。地上60階・高さ300mを誇り、百貨店、ホテル、オフィス、美術館、展望台などを内包し、観光地としても人気があります。...»
大阪市立長居植物園は、大阪府大阪市東住吉区にある長居公園内の植物園で、大阪市が運営しています。広大な敷地と多種多様な植物が魅力のこの植物園は、四季折々の美しい風景を楽しめる都会のオアシスとして、多くの人々に親しまれています。...»
大阪市立自然史博物館は、大阪府大阪市東住吉区の長居公園に位置する自然史系の博物館です。人間を取り巻く自然環境の成り立ち、仕組み、そしてその変遷について研究し、収集した資料を展示・公開する施設で、訪問者に自然の魅力を伝えています。...»
MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)は、大阪市中央区に位置する大阪城公園内で、歴史ある旧陸軍第四師団司令部庁舎をリノベーションした複合施設です。その建物はかつて大阪市立博物館としても利用されていました。...»
大阪市中央区久太郎町に位置する真宗大谷派難波別院は、東本願寺を本山とする真宗大谷派の重要な寺院です。「南御堂」の通称で広く親しまれ、大阪の中心部にありながら静かで厳かな雰囲気を保っています。 難波別院は、真宗大谷派の大阪教区教務所や教化センターが併設され、大阪府堺市堺区櫛屋町東4丁にある真宗大谷派堺別院(堺南御坊)を支院としています。 この別院の名称「難波」は、かつての摂津国西成郡上難波村の旧地に由来し、周辺は市街化の進展に伴い、上難波町や上難波北之町といった町名が存在していました。南御堂は御堂筋沿いに位置し、御堂筋の名称も北御堂(本願寺津村別院)と南御堂の門前を結ぶ道であることに由来して...»
大阪市中央区に鎮座する高津宮は、古くから地元の人々に「高津さん」の愛称で親しまれてきた由緒ある神社です。旧社格は府社、現在は神社本庁の別表神社として位置づけられています。仁徳天皇を主祭神とし、豊かな伝統と文化が息づくこの場所は、大阪の歴史を今に伝える貴重な存在です。...»
大阪市平野区平野宮町に鎮座する杭全神社は、古くは「熊野権現社」「熊野三所権現」として知られ、旧社格は府社に格付けされていた由緒ある神社です。坂上氏の氏神であるとともに、平野郷町の氏神として、地域の人々から篤い崇敬を受けてきました。特に、毎年7月に行われる「平野だんじり祭」は、祭り期間中に周辺の交通が規制されるほどの賑わいを見せます。...»
適塾は、江戸時代後期に緒方洪庵(おがたこうあん)が大阪船場に開いた蘭学の私塾です。正式名称は適々斎塾(てきてきさいじゅく)といい、1838年(天保9年)に創設されました。緒方洪庵の号「適々斎」に由来するこの塾は、後に日本の近代化に大きく貢献した多くの偉人たちを輩出したことで知られています。福澤諭吉、大村益次郎、箕作秋坪、佐野常民、高峰譲吉など、日本の近代史に名を刻む人物たちが、この場所で学び、巣立っていきました。...»
和光寺は、大阪市西区北堀江に位置する浄土宗の寺院です。山号は「蓮池山」、本尊は「善光寺式阿弥陀三尊」で、尼僧が住職を務めることで知られています。また、和光寺は摂津国八十八箇所の第3番札所であり、通称「あみだ池」としても親しまれています。あみだ池筋という大阪の幹線道路の名称も、この寺院に由来しています。...»
大阪市中央区に鎮座する坐摩神社(いかすりじんじゃ、ざまじんじゃ)は、古くから船場(せんば)地域の守護神として崇敬を集めてきた格式高い神社です。摂津国一宮と称され、地元では親しみを込めて「ざまさん」と呼ばれています。 官幣中社の社格を有し、現在は神社本庁の別表神社に指定されています。境内は東向きで、入口には大小3つの鳥居が組み合わさった「三ツ鳥居」が設けられています。主に住居守護や旅行の安全、安産の神として信仰されています。都会の中心にありながら、静謐な空気を保つ坐摩神社は、多くの参拝者や観光客にとって心の拠り所となっています。...»
大阪市浪速区に鎮座する難波八阪神社は、仁徳天皇の時代に創建されたと伝わる、由緒ある神社です。地元の人々からは「なんばの獅子さん」として親しまれ、その象徴的な獅子殿や、勇壮な綱引神事で知られています。「難波八坂神社」と表記されることもありますが、これは誤りです。...»
大阪市平野区に位置する大念仏寺は、融通念仏宗の総本山として、長い歴史と深い信仰に支えられてきた名刹です。山号を大源山とし、本尊は十一尊天得如来(絵像)で、創建は大治2年(1127年)に遡ります。日本最初の念仏道場としても知られ、その名は多くの人々に親しまれています。「十一尊天得如来」とは融通念仏宗特有の呼び名で、阿弥陀如来と十菩薩の絵像を指します。...»
大阪市平野区に位置する全興寺は、平野薬師とも呼ばれる高野山真言宗の寺院です。単なる寺院の枠を超え、地域の活性化に大きく貢献しており、「平野の町づくりを考える会」の事務局としても活動しています。また、「町ぐるみ博物館」という地域博物館活動の中心的な存在でもあります。 境内には「地獄堂」や「ほとけのくに」といった宗教的な要素を持つ施設に加え、昔懐かしい駄菓子屋を再現した「小さな駄菓子屋さん博物館」や、子どもたちの遊び場として利用される「おも路地」といったユニークな施設が数多く点在しています。 仏教の教えを学びながら楽しめる施設があるため、「大阪のおもろい寺」や「寺のディズニーランド」といった愛...»
大阪府大阪市中央区天満橋京町・北浜東に位置する八軒家浜船着場は、かつて水運の要衝として栄えた歴史的な場所です。八軒家浜(はちけんやはま)とも呼ばれるこの地は、現在では水都大阪を象徴する観光スポットとして、多くの人々に親しまれています。...»
大阪科学技術館は、大阪府大阪市西区に位置する科学館で、科学技術に関する様々な展示を体験しながら学べる施設です。本施設は、大阪のビジネス街に近い靱(うつぼ)公園の南隣にあり、企業の技術力を発信する拠点としても重要な役割を果たしています。 大阪科学技術館は1963年に開館し、以来多くの来館者を迎えています。施設は靱公園の東出口に隣接し、歴史ある五代友厚の屋敷跡地に建設された大阪科学技術センタービルの1階から2階にあります。館内は、出展企業ごとにテーマ別のブースが設置されており、先端技術や地球環境に関する展示を楽しみながら学べる体験型科学館です。...»
西心斎橋にある三角公園を中心に、若者向けのファッションなどのお店が集まるエリアで、地元では「アメ村」と呼ばれ親しまれています。 このエリアには約2,500店舗があり、関西地方の若者文化の発信地として知られています。 古着を含むアパレル・ファッション店、雑貨店、飲食店、ライブハウスなど音楽関連のお店などが多く集まっています。 このエリアは、三角公園を中心に東は佐野屋橋筋、南は三津寺筋、西は西横堀川跡(阪神高速1号環状線北行き)、北は大宝寺通にかけて広がっています。 アメリカ村の歴史は古く、1970年代には倉庫を改装して、アメリカ西海岸やハワイから輸入されたカジュアルな衣服類が販売されるよ...»
大阪ミナミの中心、法善寺の北側に広がる法善寺横丁は、石畳の小路に大阪を代表するグルメが軒を連ねる、江戸時代から続く歴史ある場所です。わずか80メートルほどの狭い路地に、大阪の粋と人情が凝縮された、観光スポットと言えるでしょう。...»
藤田美術館は、大阪市都島区に位置し、東洋古美術を中心とする登録博物館です。2022年にリニューアルオープンしました。国宝や重要文化財を含む、絵画、書跡、陶磁器、彫刻、漆工、金工、染織、考古資料など幅広い分野の骨董品を所蔵しています。...»
大阪は「水の都」とも呼ばれ、豊かな水辺の風景が魅力の一つです。大阪水上バスでは、「アクアライナー」、「サンタマリア」、「アクアmini」、「ひまわり」といった個性豊かな船舶で、大阪の街並みを水上から楽しむクルーズを提供しています。水都大阪の魅力を水上から満喫できるクルーズは、忘れられない体験となるでしょう。...»
大阪府大阪市中央区難波に位置する法善寺は、浄土宗の寺院として、また大阪ミナミの歴史と文化を象徴する場所として、多くの人々に親しまれています。山号は「天龍山」、本尊は「阿弥陀如来」です。千日念仏を行ったことで「千日寺」とも呼ばれ、周辺の地名「千日前」の由来ともなっています。特に、全身が苔に覆われた「水掛不動」は、法善寺を代表する名所として知られています。...»
豊國神社は、大阪市中央区に位置する歴史ある神社です。大阪城の二の丸南側に鎮座し、旧社格は府社に列せられています。この神社は、豊臣秀吉、豊臣秀頼、豊臣秀長の三名を主祭神としており、特に秀吉にゆかりの深い場所として知られています。...»
大阪市中央区博労町に鎮座する難波神社は、摂津国の総社として古くから地域の信仰を集めてきた由緒ある神社です。現在も多くの参拝者に親しまれ、大阪の歴史と文化を今に伝える重要な存在です。 難波神社は別名「難波大宮」や「平野神社」とも呼ばれ、時代によって「上難波仁徳天皇宮」「上難波神社」「難波上宮」といった名称も使用されていました。江戸時代には、境内に博労稲荷神社が祀られていたことから「稲荷社」としても広く知られていました。 難波神社はアヤメの一種である花菖蒲との縁が深く、6月には「あやめ祭」と呼ばれる菖蒲神事が行われます。この神事では境内で育てられた花菖蒲を奉納し、2人の巫女によって菖蒲を刈り取...»
ユニバーサル・シティウォーク大阪は、大阪市此花区に位置し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に隣接するエンターテイメント型の複合商業施設です。多彩な飲食店、個性豊かなショップ、そして快適なホテルが揃い、訪れる人々に楽しい時間を提供しています。地元大阪の文化を発信する場として、観光客や家族連れ、カップルに人気を集めています。 施設内には約60店舗のバラエティ豊かなレストランやショップが入居し、多様なショッピング体験を提供します。また、JRユニバーサルシティ駅に直結しているため、アクセスも良好です。...»
天保山は、大阪府大阪市港区の天保山公園内にある人工的に築かれた山(築山)です。その標高は4.53メートルと非常に低く、国土地理院の地形図にも山名が掲載されています。山頂には二等三角点が設置されており、大阪市の公式サイトでも「日本一低い山」と記載されています。 しかし、2014年の国土地理院の調査により、東日本大震災後の地形変動で宮城県仙台市の「日和山」がさらに低く3メートルになったため、天保山は「日本で2番目に低い山」と認定され、そのユニークな存在感が伺えます。 大阪五低山と自然物との比較 天保山は「大阪五低山」の一つに数えられていますが、自然物としての日本一低い山は徳島県徳島市にある弁...»
桜之宮公園は、大阪市都島区と北区にまたがる都市公園(総合公園)です。大川の上流部に位置し、その川沿いの景観と四季折々の美しい自然が魅力です。都市計画上は南天満公園、毛馬公園、蕪村公園とともに「毛馬桜之宮公園」として総合的に整備されています。また、南側に隣接する藤田邸跡公園も桜之宮公園の一部とされています。...»
藤田邸跡公園は、大阪市都島区網島町に位置する都市公園です。公園は大川の左岸に広がり、北側には桜之宮公園が隣接しています。藤田財閥の歴史を感じさせる美しい日本庭園を有するこの公園は、四季折々の自然を楽しむことができ、地元住民や観光客に親しまれています。...»
大阪市中央区本町に位置する本願寺津村別院は、浄土真宗本願寺派の寺院であり、本山西本願寺の別院です。山号は「龍谷山」、本尊は阿弥陀如来で、「北御堂(きたみどう)」の通称で広く親しまれています。大阪の中心部にありながら、歴史と文化を感じさせる静謐な空間を提供しています。 本願寺津村別院は大阪市中心部に位置し、御堂筋と本町通、渡辺筋、備後町通に囲まれた場所にあります。敷地内には本堂をはじめ、歴史的建造物やミュージアム、相愛大学本町キャンパスなども併設されており、地元と深い関わりを持つ施設です。「津村」の名は、古代摂津国西成郡の郷名で、入り江のあった地「円江(つぶらえ)」に由来しています。...»
キッズプラザ大阪は、大阪府大阪市北区扇町にあるチルドレンズ・ミュージアムで、関西テレビ放送本社ビル「カンテレ扇町スクエア」の低層部に位置しています。ここは、子どもたちが遊びや体験を通じて学びや発見を楽しめる施設で、児童館や科学館としての役割も果たしています。...»
露天神社は、大阪府大阪市北区曽根崎二丁目に位置する神社で、旧社格は郷社です。一般には「お初天神」としても広く知られています。この神社は、多くの歴史的背景を持ち、特に近松門左衛門による『曽根崎心中』の舞台となったことから、その名が全国に広がりました。...»
大阪府の「イカ焼き」は、通常の「イカの姿焼き」とは異なり、イカの切り身を生地と生卵で挟み、鉄板で焼いた大阪のソウルフードです。この料理は、イカの風味と甘辛いソース、そしてイカの食感と生地のもちもち感が特徴的です。 大阪のイカ焼きは、小麦粉を主成分とする「粉もの料理」の一つです。この料理では、小麦粉の生地にイカの切り身を入れ、鉄板で焼き、最後に甘辛いソースをブラシなどで塗ります。鉄板で焼くことで、小麦粉に含まれるグルテンの作用により、もちもちとした食感が特徴です。 イカ焼きの起源ははっきりとは分かっていませんが、最初はせんべい職人が賄いとして鉄板を使って焼いていたとされています。後にこの料理...»
紅ショウガを刻まずそのままの大きさで天ぷらで揚げたもの。 スーパーの御惣菜コーナーや天ぷらコーナーのセルフで必ず売られている。 そのまま食べたりウスターソースをかけたりして食べる。お酒のお供にの最適。 「紅しょうが天」とは、その名の通り、薄切りにした紅しょうがを衣で包んで揚げた天ぷらのことです。この料理は、大阪府や奈良県、和歌山県などの近畿地方で親しまれています。紅しょうがの酸味とピリッとしたしょうがの辛味が特徴で、お酒のおつまみにぴったりです。また、茶色や黄色が多い他の天ぷらとは異なり、紅しょうが天ぷらの鮮やかな赤色は目を引き、食欲をそそります。 紅しょうがは、しょうがの根茎を梅酢に漬け...»
木製の型にエビや魚の切り身と酢飯を重ねて詰め、押して四角い形に整える寿司。”押し寿司”、”大阪寿司”とも呼ばれる。大阪府では明治時代にサバやアジなどを材料とした押し寿司が普及し、その派生料理として日常のもてなしを目的にタイやエビ、アナゴの高級食材を用いた”箱寿司”が考案された。押し型を作る職人と寿司職人の技が織り成す箱寿司は大変人気を呼び、もてなし料理の定番ともなった。仕込みにかかる手間から提供店は減りつつあるが、今もなお伝統技術と味は引き継がれている。 大阪寿司とは、大阪で作られるさまざまな種類の寿司を指す言葉で、押し寿司、巻き寿司、蒸し寿司などが含まれます。一般的に東京では寿司といえば握...»
醤油ベースの出汁で煮た江戸発祥のおでんのことで”関東煮”とも呼ばれる。由来は諸説あり、元来おでんと呼ばれていた”田楽”と混同しないためとの説や、中華料理の”広東煮”からとの説などだ。関西では関東炊きの名が使われるも、関東ではその名はあまり浸透していない。濃口醤油の発明を機に作られた関東炊きは、その濃い色の出汁が特徴。見た目とは裏腹にあっさりとコクのある味わい。関東特有の具である白身魚のすり身をむしたはんぺんや小麦粉で作られるちくわぶなどもあわせて楽しみたい。...»
てっちりは、高級魚であるフグを主役にした鍋料理で、面白おかしく名付けられた関西の伝統的な料理です。フグの切り身、野菜、豆腐などを昆布だしで煮込み、ポン酢を付けて食べるのが一般的です。フグの独特な歯ごたえとポン酢の甘酸っぱさが調和し、何度でも食べたくなる味わいが特徴です。...»
大阪人の合理的精神にマッチ!昼のメニューに外せない庶民の味 米と一緒に野菜や肉などを炊き込む、五目ご飯、混ぜご飯、炊き込みご飯のことを、大阪では“かやくご飯”と呼び、庶民の味として深く浸透している。大阪で特に愛されている訳は、冷えてもおいしく、具材が豊富でおかずがなくてもいいこと、残りの野菜を使って無駄なく作れることなどの合理性が、大阪人の気質に合うからといわれている。ちなみに、かやくとは「加薬」の意味で、旬の野菜を加えて栄養価を高め、薬効をあげるところから命名されたそうだ。...»
酢飯の上に薄切りの〆鯖と白板昆布を重ね、木枠で押し寿司に仕上げます。江戸の握り寿司とは異なり、関西では箱や木枠を使った押し寿司が一般的です。その中でも、最もポピュラーなのが「バッテラ」です。これは、大阪ならではの押し寿司と昆布の文化が融合した地元の料理で、大阪の人々にとって馴染み深い一品となっています。 バッテラは、明治24年に南船場にある「寿司常」という店で考案されました。最初は大阪湾で豊富に獲れるコノシロを使用しており、その寿司の形状が舟に似ていたため、「バッテラ」という名前が付けられたと言われています(ポルトガル語で小舟を意味します)。後に、安価な鯖に代わり、押し型も四角い箱の形が一般...»
”粕汁”は、酒蔵メーカーが数多く集まる関西地方で広く親しまれている料理だ。日本酒の製造工程でできる酒粕と味噌で作る汁物。大根やにんじんなどの根菜類と、サケやブリなど魚類の組み合わせで作られることが多いが、関西地方では、これらに加えて豚肉も好んで使われる。”粕汁”は、油揚げや厚揚げなどとも相性が良く、地域や作る人によって具材やレシピも千差万別。 体を温めてくれる作用にも期待 酒粕にはビタミン類、炭水化物、アミノ酸などが豊富に含まれ、体を温める効果があると言われており、冬の行事で振る舞われる料理として有名なのも納得である。 正月行事が終わる節目の日とされる1月20日に、残った魚の骨や頭で出汁...»
新鮮なサバが入手出来るこそのあっさり仕立て サバ、白髪ネギなどを、酒粕などで煮る料理。サバの煮付けといわれると、関東の人たちは味噌味を想像するかもしれないが、大阪では醤油ベースの出汁で煮付けられることが多い。その理由は、サバの産地である福井県から京都府への流通経路のおかげで、新鮮なサバを入手しやすく、甘みのある味噌よりもしょうゆが味付けに適していたと考えられたようだ。箸を入れるとスッと切れる程にやわらかくなった煮付けは、ふわっとした食感とともに口のなかで崩れ、出汁の味が広がっていく。お酒やご飯のお供にピッタリで、家庭の味として人気が高い。...»
大阪湾で水揚げされる魚介類の中でも、とりわけ希少価値が高いのがワタリガニ。ワタリガニは美味だが、非常に寿命が短いため、市場に数が出回らず、さらに冷凍保存もできないためだ。ワタリガニはオスとメスとではそのおいしさに違いがあり、オスは身の詰まりが良く味が濃厚で、メスはトロッとした食感の内子が甘くて美味である。オス、メスともに繊維が細かく冷凍できないことから、いきたものを使う以外になく、そのため鮮度が大変重要視される。カニ鍋、カニちり、カニ飯など、鮮度抜群のワタリガニの繊細な味をぜひご賞味あれ。...»
昭和40年ごろ、淀川(よどがわ)のほとり十三(じゅうそう)の、ある小さなお好み焼きの店で作られたのがその始まりとされている。店主は当初、店を手伝ってくれる自分の子供に食べさせる「まかない食」として、自分が幼い頃に食べた「一銭洋食」をヒントに、お好み焼きにねぎを入れ食べさせていたところ、それを見ていた客からもせがまれるようになり、作られたのだとか。柔らかくて卵がいっぱい入っている生地に柔らかく食べやすいねぎをたっぷり入れて焼く。独特の味わいはやみつきになる一品だ。...»
白味噌仕立ての汁に丸餅、綺麗に形を切り整えた大根、人参、里芋などの具材を加えた料理が雑煮です。雑煮は非常に古い歴史を持ち、室町時代にはすでに食べられていたと言われています。最初は上流階級の祝宴などで提供されていましたが、江戸時代に入ると一般の人々にも広まったとされています。 現在、正月に雑煮を食べる習慣は全国的に広まっていますが、地域や家庭によって使用される具材や味付けは異なります。関西地方、特に大阪では、白味噌雑煮が一般的で、丸餅と白味噌が使われます。大根や人参などの具材は輪切りにします。丸い具材を使用するのは、円満で平和な新年を祈る意味が込められています。 正月になると、大阪のスーパー...»
栽培のルーツは明治時代。アメリカから伝えられ、次いで泉州では明治18年から栽培がはじまり、最盛期にあたる昭和35年頃には約4,000haまで栽培面積が増加し、日本指折りの玉ねぎ産地であった。今では収穫量こそ輸入ものにシェアを譲ったが、水稲の裏作用として重要な役割を担っている。水分が多く、甘みがあり柔らかい、昔なつかしい味が泉州たまねぎの特徴。この伝統の味を守り続けていこうとする向きもあり、今後ますます期待が高まる食材だ。 旬 5月 6月 ...»
根の長さ約30cmほどでまさに「金時」の名にふさわしい、深紅色に特徴があり、葉の緑も濃い。古くは「大阪人参」とも称されていた。食感はやわらかく、甘味や香気が強いのが特徴。雑煮の具として欠かせない食材で、飾り包丁を入れて梅の花としてあしらい、おせち料理の飾りに使ったり、紅白のなますに用いるなど、おめでたい席やおせち料理の食材として欠かせない品種だ。夏には葉の部分が京都を中心に出回る。根の2倍以上もビタミンAが含まれている健康食材でこちらはお浸しや炒め物に最適。 旬 11月 12月 ...»
一般的に高級料理として旬の冬場に食べられるふぐ料理。食用ふぐの多くが京阪神地域で消費されており、特に大阪での消費量は高いとされている。近年は養殖により、季節を問わず食べる事が可能。「ふぐ刺し(てっさ)」「ふぐの白子」「から揚げ」「ふぐちり(ふぐ鍋・てっちり)」「ふぐざく」などが有名だ。 旬 12月 1月 2月...»
起源や発祥は明らかではなく、花街で生まれた遊びからという説もあるが、江戸時代の終わりに町人文化の中心地であった大阪市船場の商家で、商売繁盛・無病息災・家内円満を願い食べたのが始まりというのが通説となっている。 恵方巻きの特長はなんといってもその食べ方。その年の恵方の方角に向かい“縁を切らないように”切らずに願いを念じながら、“福が逃げないように”無言で食べきること。恵方は陰陽道により定められ、その年によって異なる。風習で食べられていた巻き寿司にはとくに決まりや規定はなかったが、近年では七福神にあやかり7種類の具を使った太巻きが主流になっている。 今や全国区!大阪発の節分の風習は江戸時代にル...»
天保山ハーバービレッジは、大阪市港区海岸通に位置する複合型アミューズメント施設です。天保山公園の南西に広がり、大阪港のウォーターフロント開発計画の一環として1990年(平成2年)に開業しました。大阪築港の中央突堤から天保山公園にかけて再開発されたこのエリアは、海遊館をはじめ公共施設や遊覧船など多彩な施設が集まり、観光スポットとして多くの人々で賑わっています。安治川を挟んだ対岸にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンがあり、国内外からの観光客が大阪ベイエリアに訪れます。 天保山ハーバービレッジの主な施設 株式会社海遊館が運営する施設 海遊館 天保山マーケットプレース レゴランド・ディス...»
土佐稲荷神社は、大阪市西区に鎮座する神社で、歴史的な背景から、三菱グループの守護神としての役割を持っています。江戸時代の土佐藩蔵屋敷の鎮守社としての起源、岩崎弥太郎と三菱財閥との深い関わり、そして堺事件との関係など、日本の歴史と深く結びついた神社です。都会の中にひっそりと佇む、歴史と自然が調和した空間です。...»
大阪府大阪市中央区に位置する千日前は、行政地名としては千日前一丁目および二丁目に分かれる地域名です。道頓堀の南東に位置し、演芸場や映画館などが立ち並び、古くから大阪のエンターテイメントを牽引してきた歴史を持つ繁華街として、多くの観光客や地元の人々に親しまれています。...»
大阪市中央区船場に位置する綿業会館は、ルネサンス様式の壮麗な外観を持つ歴史的建造物です。三休橋筋に面して建ち、2003年12月25日には国の重要文化財に指定され、2007年には近代化産業遺産としても認定されました。その美しい姿は、船場の街並みに風格を与えています。...»
大阪府大阪市中央区今橋に位置する大阪倶楽部は、1924年(大正13年)に竣工した歴史的建造物です。設立以来、会員制の社交倶楽部である一般社団法人大阪倶楽部の会館として使用され続けており、その優美な建築様式と歴史的価値から、大阪を代表する近代建築の一つとして広く知られています。...»
中之島は、大阪府大阪市北区に位置する堂島川と土佐堀川に挟まれた中洲です。町名としても「中之島」として知られ、東西に細長い形状で、全長約3キロメートル、幅は最大で300メートルに達します。総面積は72.6ヘクタールです。 中之島は歴史的な建造物が数多く立ち並んでいます。たとえば、土佐堀川に架かるアーチ型の淀屋橋や、大阪府立中之島図書館、大阪市中央公会堂などは太平洋戦争前から存在する貴重な建物で、これらは景観条例により保護されています。また、リーガロイヤルホテル本店や関西経済連合会などもこのエリアに位置し、「大阪の迎賓館」として知られています。 近年では、西部の開発も進み、大阪府立国際会議場や...»
大阪中之島美術館は、大阪市北区中之島四丁目に位置し、19世紀後半から21世紀の現代にかけての近代美術・現代美術の作品を収集・保管・展示する美術館です。多彩なコレクションを通じ、国内外の美術の歴史と魅力を伝える重要な文化拠点となっています。...»
大阪市立科学館は、大阪市北区中之島に位置する科学館で、「宇宙とエネルギー」をテーマにした展示が行われています。大阪市の市制100周年を記念して、関西電力から65億円の建物寄付を受け、1989年に開館しました。...»
造幣博物館は、大阪府大阪市北区の造幣局本局敷地内にある博物館で、1969年に開館しました。この博物館は、日本の貨幣に関する歴史や製造技術を学ぶ貴重な機会を提供しています。建物自体も歴史的価値があり、1911年(明治44年)に建てられた旧造幣局火力発電所を再利用した重厚な煉瓦造りの建物です。...»
大阪市立東洋陶磁美術館は、大阪市北区中之島に位置し、1982年に設立されました。この美術館の設立には、住友グループから寄贈された安宅コレクションが核となっており、東洋陶磁器の優れたコレクションを展示しています。...»
都島区は、大阪府大阪市を構成する24の行政区の一つで、住宅地と商業地が融合する多様なエリアです。南部は京橋を中心とした繁華街が広がり、北中部は住宅地が占めます。特に北部では1980年代から「ベルパークシティ」を皮切りに、工場跡地を活用した超高層マンションの建設が進められ、多くの住民が生活の拠点とするエリアとなっています。...»
旧淀川は、大阪市を流れる川で、かつて淀川本流だったものが1907年(明治40年)の放水路開削以降、「旧淀川」と呼ばれるようになりました。旧淀川は、上流から「大川(おおかわ)」や「堂島川(どうじまがわ)」、「安治川(あじがわ)」といった区間ごとに異なる名称が付けられています。...»
桜宮橋は、大阪市の大川に架かる国道1号(曽根崎通)の橋であり、大阪市北区天満橋1丁目と都島区中野町1丁目を結んでいます。銀色に輝く姿から「銀橋」とも呼ばれ、こちらの愛称のほうが一般的に広く親しまれています。設計は日本の建築界の重鎮、武田五一によるもので、歴史的にも美術的にも価値の高い橋です。...»
母恩寺は、大阪市都島区にある浄土宗の寺院で、特に尼寺として知られています。山号は「法皇山」であり、本尊は阿弥陀如来です。寺の創立は仁安3年(1168年)であり、開基は後白河法皇とされています。この寺院は「産んでくれた母への恩返し」を意味する名を持ち、歴史と風情に彩られた場所です。...»
都島神社は、大阪市都島区都島本通にある神社です。淀川支流沿いの歴史的な地に建ち、地元の信仰を集めています。天照大神をはじめとする十五柱の神々を祀り、地域の守護神としての役割を果たしています。...»
櫻宮(桜宮)は、大阪市都島区中野町に位置する由緒ある神社です。旧社格は郷社で、登記上の宗教法人名は「桜宮」と新字体が使用されています。地域住民からは「桜宮神社(さくらのみや じんじゃ)」として親しまれ、都島区の「桜宮」という地名もこの神社に由来しています。 神社の歴史 創建と由来 櫻宮の創建時期は、兵火や洪水の影響で神宝の記録が失われており、正確な時期は不明です。しかし、もともとは東生郡(現在の東成郡)野田村の「小橋」櫻の馬場にある「宮田」に氏神として奉斎されたのが始まりと伝えられています。 再建と移転 慶長18年(1613年)に一度再建されましたが、元和6年(1620年)の大和川の...»
淀川橋梁は、大阪府大阪市東淀川区東淡路1丁目と都島区大東町3丁目を結ぶ淀川に架かる鉄道橋で、西日本旅客鉄道(JR西日本)の「おおさか東線」に属します。地元では「赤川鉄橋」や「じゅうはちもんてっきょう」、「あかがわのてっきょう」として親しまれています。...»
福島区は、大阪府大阪市を構成する24の行政区のうちの一つです。大阪都心6区の一角をなし、その利便性と歴史的魅力から、多くの観光客が訪れる地域としても知られています。ビジネス街、住宅地、観光地が調和する福島区は、現代の都市生活と伝統文化が共存するエリアです。 福島区の特色 福島区は、大阪市の中心部に位置し、交通の便が非常に良いことが特徴です。JR環状線や阪神電鉄などが通っており、梅田や心斎橋といった大阪の主要観光地へのアクセスも良好です。また、淀川沿いの自然環境や歴史的な寺社も豊富で、多彩な観光を楽しむことができます。...»
野田恵美須神社は、大阪市福島区にある神社です。正式な表記は「恵美須神社」ですが、一般的には「野田恵美須神社」と呼ばれ、地域に根差した歴史と信仰を持つ神社として知られています。...»
八坂神社は、大阪市福島区海老江に鎮座する神社で、通称「海老の宮」や「海老江八坂神社」として地域住民に親しまれています。長い歴史を持つこの神社は、地域の守り神としての役割を果たし、さまざまな文化行事が受け継がれてきました。 祭神 八坂神社の主祭神は素盞鳴尊(すさのおのみこと)です。素盞鳴尊は日本神話における強力な神であり、災厄を祓い、疫病を鎮める神として信仰されています。...»
此花区は大阪市を構成する24の行政区の一つです。大阪湾に面したエリアであり、歴史的な文化施設と近代的な観光名所が共存する地域です。特に、エンターテインメント施設や自然公園が充実しており、地元住民だけでなく多くの観光客にも愛されています。近年では、2025年開催予定の大阪万博(Expo 2025)の会場となる「夢洲」が注目されています。 此花区は1925年に現在の大阪市西区と福島区の一部を統合して新設されました。区名は、万葉集に由来する「難波津の歌」から採用され、「咲くやこの花」というフレーズにちなんでいます。...»
大阪府大阪市の行政区である西区は、24の行政区のうちの一つで、市の都心中西部に位置しています。西区は日本最古の行政区としての歴史を持ち、魅力的な観光スポットと快適な住環境が調和しています。商業施設、歴史的建造物、自然豊かな公園などが点在し、多様な魅力を持つエリアです。...»
サムハラ神社は、大阪府大阪市西区立売堀(いたちぼり)に鎮座する、神秘的な雰囲気と数々の伝説で知られる神社です。無傷無病のご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れます。 正式名称は「𪮷抬𪮷𪮇神社」ですが、技術的な制限により正しく表示されないため、ここでは「サムハラ神社」の表記が用いられています。...»
靱公園は、大阪府大阪市西区靱本町に位置する都市公園(総合公園)です。四つ橋筋からあみだ池筋にかけて東西に細長く広がり、中央を縦断する「なにわ筋」によって東園と西園に分かれています。都会の喧騒を忘れ、自然の中でゆったりとした時間を過ごせる場所として、多くの市民や観光客に親しまれています。...»
金光教玉水教会は、大阪市西区に位置する金光教の教会であり、その会堂は国の登録有形文化財として登録されています。本教会は、信仰の場であると同時に地域とのつながりを大切にした開かれた施設として、さまざまな活動を展開しています。...»
御霊神社は、大阪市中央区淡路町に鎮座する、1000年以上の歴史を持つ神社です。旧社格は府社で、神社の扁額には「御霊宮」と記されています。名前に「御霊」とありますが、特定の御霊信仰とは直接的な関係がありません。 市街地にあり、多くの参拝客や観光客が訪れます。大阪の歴史と文化を今に伝える、都会の中の静謐な空間です。その歴史的な背景と地域社会への深い関わりから、長きにわたって人々に親しまれている神社です。...»
旧川口居留地は、1868年から1899年まで現在の大阪府大阪市西区川口1丁目・2丁目北部に存在した外国人居留地です。別名「旧大阪居留地」または「旧大阪川口居留地」とも呼ばれ、全36区画から構成されていました。当時の建物は残っていませんが、1920年竣工の大阪府指定文化財「日本聖公会大阪主教座聖堂川口基督教会」が現存しています。 日本聖公会川口基督教会 この教会はウィリアム・ウィルソンによって設計された壮麗な大聖堂です。宣教師たちによる活動拠点として、キリスト教伝道の中心となりました。川口の居留地における宗教活動は、ミッションスクールの設立や病院の創設とともに、地域社会に深い影響を与えました...»
日本基督教団 大阪教会は、大阪府大阪市西区に位置するプロテスタント教会です。アメリカ人宣教師のゴルドンにより1874年に創設され、歴史と伝統を持つ日本最古級の教会の一つです。特に、赤煉瓦の教会堂はウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計によるロマネスク様式で、多くの人々に愛されています。...»
大阪市の港区は、大阪湾に面したエリアで、観光名所が多く集まる地域です。JR弁天町駅周辺に200メートル級の超高層ビル群が立ち並ぶ、都市的な魅力を持ちます。また、ウォーターフロントエリアに世界最大級の水族館である海遊館を始め、歴史的な建造物から最新のエンターテイメント施設まで、多彩な観光資源があり、訪れる人々を楽しませています。...»
大阪文化館・天保山は、大阪市港区の天保山ハーバービレッジ内にある美術館です。かつて「サントリーミュージアム[天保山]」として運営されていましたが、2013年に名称が変更され、今日では多彩な展示会やイベントが開催される文化の発信地として、多くの人々に親しまれています。...»
大阪港は、大阪府大阪市に位置する港湾であり、国際戦略港湾に指定されています。日本の五大国際貿易港の一つとして、また神戸港とともにスーパー中枢港湾として、日本の経済を支える重要な役割を担っています。 1868年に開港し、その後の長い歴史を経て、大阪市が管理する重要な拠点として発展してきました。2020年からは大阪市と大阪府の共同設置機関である大阪港湾局が所管していますが、港湾管理者は引き続き大阪市が務めています。...»
大阪港のウォーターフロントに佇む築港赤レンガ倉庫は、大正時代に建設された歴史的建造物です。大阪府大阪市港区海岸通にあり、その重厚な赤レンガの佇まいは、往時の港の繁栄を今に伝え、多くの人々に親しまれています。 概要 築港赤レンガ倉庫は、1923年(大正12年)10月に住友倉庫によって建設されました。大阪港の第1号岸壁に沿って建設されたこの倉庫は、2つの棟から成り立っています。 倉庫の構造 旧200倉庫:2階建て、高さ13m、延床面積4,500平方メートル。 旧300倉庫:1階建て(当初は2階建て)、高さ13m、延床面積2,800平方メートル。 設計を手掛けたのは、住友財閥の建...»