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大阪市 中央公会堂

(おおさかし ちゅうおう こうかいどう)

壮大な赤レンガ建築の傑作

日本有数の公会堂建築であり、外観・内装ともに完成度が高く、日本の近代建築史上重要なものとされ、国の重要文化財に指定されています。

アーチ状の屋根が特徴的な建物は地上3階・地下1階建ての構造で、ネオ・ルネッサンス様式を基調としつつ、バロック的な壮大さを持っています。

また、特別室の天井画・壁画には、松岡壽によって「天地開闢」が描かれています。

1911年に「北浜の風雲児」と呼ばれていた株式仲買人・相場師の岩本栄之助が寄付した当時の100万円(現在の数十億円に相当)によって建設が始まり、1918年に中央公会堂は完成し、オープンしました。

建設デザインは、建築設計競技によって当時29歳だった岡田信一郎のデザイン案が1位に選ばれ、その岡田のデザイン原案に基づいて、辰野金吾・片岡安が実施設計をおこないました。辰野金吾は東京駅の建築家でも知られています。

一方、株式仲買人の岩本栄之助は第一次大戦による株式相場の大変動で大きな損失を出し、中央公会堂の完成を見ないままピストル自殺しました。

大阪市中央公会堂は、ロシア歌劇団の公演や、アルベルト・アインシュタインやヘレン・ケラー、ガガーリンなどの著名人の講演にも使用されており、災害後の慰霊祭の式場としても使われたことがあります。

Information

名称
大阪市 中央公会堂
(おおさかし ちゅうおう こうかいどう)
リンク
公式サイト
住所
大阪府大阪市北区中之島1-1-27
電話番号
06-6208-2002
営業時間

9:30~21:30

定休日

第4火曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12/28~1/4)
その他臨時休館あり

料金

入場無料

アクセス

地下鉄御堂筋線・京阪電鉄「淀屋橋駅」1号出口より徒歩約5分

地下鉄堺筋線・京阪電鉄「北浜」駅22号出口より徒歩約6分

京阪電鉄中之島線「なにわ橋」駅1番出口より徒歩1分

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