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佐備神社

(さび じんじゃ)

佐備神社は、大阪府富田林市にある歴史深い神社です。式内社に分類され、旧社格は村社に指定されています。その由緒ある歴史と静寂な佇まいは、多くの参拝者を魅了しています。

主祭神とその他の祭神

佐備神社では以下の神々が祀られています。

主祭神

天太玉命

左相殿

右相殿

本殿は三社造りですが、文献には天太玉命と松尾大神のみが記載され、もう1座の祭神が不明とされていました。しかし、寛文6年の修理木札には「左松尾大明神、右春日大明神」と記されており、右相殿には春日大神が祀られていることが判明しました。

佐備神社の歴史

佐備神社の創建は社伝によると天安2年(858年)正月とされています。当地は忌部氏の流れを汲む佐味氏の居住地である石川郡佐備郷にあたり、祖神として天太玉命が祀られたと考えられています。

延喜式神名帳には「河内国石川郡 佐備神社」と記載され、小社に列しています。明治5年には村社に列格され、大正元年には神饌幣帛料供進社に指定されました。

境内の摂社と末社

佐備神社の境内には摂社と末社が点在し、それぞれに由緒があります。

摂社

末社

現地情報

佐備神社は富田林市佐備467に位置しています。最寄りのバス停は4市町村コミバス「下佐備」バス停で、そこから徒歩約2分(北へ約120メートル)です。

Information

名称
佐備神社
(さび じんじゃ)

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