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青賀原神社

(あおがはら じんじゃ)

青賀原神社は、大阪府河内長野市にある神社です。その歴史は古く、地域住民に長らく信仰されてきました。旧社格は村社に位置づけられています。

概要

青賀原神社は河内長野市下里町に位置し、丹生大明神、高野大明神、久爾津神、稲荷大明神を主祭神としています。このうち、丹生大明神は784年(延暦3年)に紀州かつらぎ(現在の和歌山県かつらぎ町)から奉還され、月読之尊と同一神とされています。

歴史

創建と発展

伝承によれば、青賀原神社の創建は1180年(治承4年)に遡ります。江戸時代初期には本社殿が建立され、地域の信仰の中心として機能していました。

住吉神社への合祀

1904年(明治40年)、青賀原神社は小山田地区にある住吉神社へ合祀されました。しかし、地元住民による熱心な信仰は続き、現在に至るまで祭祀が行われています。

現地情報

青賀原神社の所在地やアクセス方法について以下にご案内します。

所在地

大阪府河内長野市下里町933番地

交通アクセス

最寄駅は南海高野線および近鉄長野線「河内長野駅」です。同駅から南海バス天野山線に乗車し、「下里口」バス停で下車後、徒歩約18分(北へ約1.5km)の距離に位置しています。


住吉神社

住吉神社(すみよしじんじゃ)は、大阪府河内長野市小山田町に位置する神社で、旧社格は郷社です。古くから地域の守護神として信仰されています。

概要

住吉神社は住吉大神、息長足姫命(神功皇后)、武内宿禰を主祭神としています。社殿の歴史は古く、神功皇后により建立されたと伝えられています。

歴史

本殿の再建

住吉神社の本殿は1813年(文化10年)に流造形式で再建され、江戸時代後期の建築様式の特徴をよく伝える傑作とされています。

祭事

馬駆神事

毎年、10月第2月曜日の体育の日に「馬駆神事」が行われます。この神事は神功皇后の征韓を祝賀して始まったとされ、裸馬の競走が催されます。氏子が奉納された馬の手綱を取って約200mの馬場を駆け抜ける伝統的な行事です。

現地情報

所在地

大阪府河内長野市小山田町453

交通アクセス

最寄駅は南海高野線「千代田駅」です。同駅から南海バス緑ヶ丘線「緑ヶ丘北町行き(20系統)」に乗車し、バス停「神社前」または「福祉センターあかみね」で下車後すぐです。


河内長野市には住吉神社や青賀原神社の他にも高向神社や天野地区など、多くの魅力的な歴史的・文化的スポットがあります。これらを巡ることで地域の歴史や文化に触れることができるでしょう。

Information

名称
青賀原神社
(あおがはら じんじゃ)

富田林・河内長野

大阪府