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本町(七つ辻)交差点

(ほんまち ななつつじ こうさてん)

本町(七つ辻)交差点は、大阪府河内長野市本町に位置する複雑な交通結節点です。 正式名称は「本町(七つ辻)」ですが、地元では単に「七つ辻」と呼ばれることが多く、 柱には「七つ辻交差点」と記されたステッカーが貼られています。

この交差点は国道170号、国道310号、国道371号(いずれも旧道)と大阪府道20号、 さらに市道が交わる場所で、その名の通り「7つ」の道路が集中しています。

交差点の特徴

交差点には7本の主要道路が集まっていますが、実際にはこれに加えて、 幅員1m未満の市道や、近くの長野商店街の西商栄通りもあり、道路の数は9本にも及びます。 このため、非常に複雑な構造となっており、交通整理が重要なポイントです。

交通の重要な結節点としての役割

本町(七つ辻)交差点は河内長野市の市街地に近く、交通量が非常に多いエリアです。 特に橋本方面から国道310号経由で大阪狭山市や堺市方面へ向かう場合や、 国道170号(大阪外環状線)の高槻方面へ移動する際の最短ルートとして利用されています。

しかし、この交差点は旧道が多く利用されているため、慢性的な渋滞が発生しています。 国道371号の新道(上原町交差点 - 石仏北交差点)のバイパス道路も混雑が激しく、 旧道の代替として十分な機能を果たせていません。このような状況がボトルネックを生じさせています。

交差点の交通整理

本町(七つ辻)交差点では信号機による交通整理が行われていますが、 信号が設置されているのは国道に接続する4方向のみです。 一方、市道は一方通行となり、進入のみが許可されています。

交通機関の情報

バスの運行

国道371号沿いには南海バスの「七ツ辻」バス停があります。このバス停には以下の路線が停車します:

また、大阪駅や難波駅から発着する南海深夜急行バスも停車するため、 夜間の移動手段としても便利です。

周辺施設とのアクセス

交差点の近くには南海高野線および近鉄長野線が利用可能な河内長野駅があります。 この駅を中心に、市街地へのアクセスも良好です。

周辺の見どころ

本町(七つ辻)交差点の近くには、地元の商店街や住宅地が広がっています。 特に長野商店街では地域の特産品や日用品が購入でき、 歴史的な町並みも楽しめるエリアとなっています。

課題と改善の取り組み

本町(七つ辻)交差点は、その複雑な構造と渋滞問題が大きな課題です。 現在、一部の道路には右折レーンが未設置であるため、交通の流れが滞る原因となっています。 今後、さらなる交通整理や道路改修の取り組みが期待されています。

まとめ

本町(七つ辻)交差点は、大阪府河内長野市における重要な交通の結節点であり、 周辺地域の生活や商業活動を支える大切な役割を果たしています。 複雑な構造や渋滞問題が課題ではあるものの、地域社会にとって欠かせない存在です。

Information

名称
本町(七つ辻)交差点
(ほんまち ななつつじ こうさてん)

富田林・河内長野

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