概要
この公園は、大阪・南河内に広がる羽曳野丘陵の南端に位置し、総面積は約65.7ヘクタールを誇ります。その広さは、甲子園球場のおよそ16倍に相当します。自然と地形を活かした設計が特徴で、訪れる人々に四季折々の美しい景観を提供しています。
園内には、池や「梅の里」などの梅林、「桜木の里」広場、子供向けの遊具が設置されたエリア、展望台など、多彩な施設が整備されています。また、木造平屋建ての「里の家」を中心としたエリア「河内の里」では、かつての河内地域の農村風景が再現されています。さらに、公園南入口近くにある「パークセンター」では、河内の歴史や文化をパネル展示で学べるほか、休憩所としても利用できます。
園内の施設案内
やんちゃの里
このエリアには、リングトンネルやロープ登りで結ばれた大型遊具「やんちゃとりで」、石でできた滑り台など、子供たちが夢中になれる遊具が揃っています。
水辺の里
「ぼうけんとりで」や「ちゃぷちゃぷダンス」といった大型遊具や滑り台が楽しめるエリアです。子供から大人までが水辺で遊ぶことができます。
ドレミの小橋
橋の欄干に取り付けられた鉄棒をバチで叩くと、「ふるさと」や「七つの子」などの曲を奏でることができます。遊びながら音楽を楽しむことができるスポットです。
展望台
展望台からは、葛城山、金剛山、岩湧山、和泉葛城山など、広がる山々の絶景を一望できます。美しい自然のパノラマは、訪れる人々を魅了します。
梅の里
大阪みどりの百選にも選ばれた丘で、2月から3月にかけて約320本の梅が咲き誇ります。春の訪れを感じるには最適なスポットです。
売店
「やんちゃの里」付近には売店があり、子供から大人まで楽しめるフードやドリンクを販売しています。営業日は主に土日祝日で、営業時間は季節によって異なります。
桜木の里
広場の周囲には4月頃にソメイヨシノが咲き、お花見を楽しむことができます。また、滑り台やローラーコースターなどがある遊戯場も人気です。
パークセンター
公園の南入口近くに位置するパークセンターでは、河内地域の文化や歴史、公園の自然について学ぶことができます。展示コーナーや休憩所、自動販売機、トイレが完備されており、交流の場としてワークショップや展覧会なども開催されます。
河内の里
「河内の里」では、木造平屋建ての「里の家」や水車小屋、茶畑、水田など、昔ながらの農村風景が再現されています。4月から5月頃には、つつじの丘で約18,600株のつつじが美しい花を咲かせます。
公園管理事務所
公園管理事務所では、スタッフが常駐しており、地図やパンフレットを提供しています。また、竹細工の展示も行われています。
アクセス情報
- 南海高野線「金剛」駅から南東へ徒歩30分
- 南海高野線「滝谷」駅から東へ徒歩20分
- 近鉄長野線「滝谷不動」駅から西へ徒歩20分
自然とふれあいながら、歴史や文化を学ぶことができる錦織公園は、家族や友人と訪れるのに最適な場所です。ぜひ足を運んでみてください。