園内施設
スポーツ施設
- 長居陸上競技場(ヤンマースタジアム長居):国際大会も開催可能なメインスタジアム
- 長居第2陸上競技場(ヤンマーフィールド長居):トレーニングや練習用施設
- 長居球技場(ヨドコウ桜スタジアム):セレッソ大阪のホームスタジアム
- 長居庭球場:ナイター対応のテニスコートを8面完備
- 長居プール:25メートルの屋内プールと夏季限定の屋外プールを併設
- 長居相撲場:相撲大会や練習に使用される施設
みどりの施設
- 大阪市立長居植物園:四季折々の植物が楽しめる庭園
- 郷土の森・おもいでの森:自然を身近に感じられる森林エリア
- 花と緑と自然の情報センター:植物や自然に関する学びの拠点
- こどもの広場:子供たちが遊べる広場
文化・その他の施設
- 大阪市立自然史博物館:自然科学に関する展示が充実
- 大阪市立長居ユースホステル:宿泊が可能な施設
- 大阪市長居障害者スポーツセンター:障害者向けスポーツ施設
- 駐輪場:長居駅周辺に整備された複数の駐輪場
概要
長居公園は、1928年(昭和3年)に「臨南寺公園」(りんなんじこうえん)として計画されました。「臨南寺」は、公園が建設される以前にこの地に存在した曹洞宗の寺院で、現在も園内の一部にその面影が残っています。
その後、1934年(昭和9年)に「長居公園」と改称され、1944年(昭和19年)4月1日に正式開園しました。
戦後の変遷と運動公園への発展
戦後、長居公園は市営競馬場や競輪場の設置で賑わいましたが、これらの施設はそれぞれ1959年、1962年に閉鎖されます。その後、運動公園として再整備が進められ、長居陸上競技場の建設を皮切りに、スポーツ・文化施設が充実していきました。
最終的に1993年(平成5年)に長居第2陸上競技場が完成し、公園の整備が完了しました。
指定管理者制度の導入
2009年から2021年にかけて、公園全体に指定管理者制度が導入されました。2016年以降は、セレッソ大阪スポーツクラブを中心に、民間企業や公共団体が協力して管理運営を行いました。
2021年からは「わくわくパークプロジェクトチーム」が運営を担い、自己資金による施設の改修や新規施設の設置が進められています。
アクセス
公共交通機関
- Osaka Metro御堂筋線:長居駅3番出口から徒歩すぐ
- JR阪和線:長居駅東出口および鶴ケ丘駅から徒歩約5分
- 近鉄南大阪線:針中野駅から徒歩約15分
道路アクセス
- 南側:長居公園通
- 西側:あびこ筋(大阪府道28号)
- 東側:長居公園東筋(大阪府道26号)
まとめ
長居公園は、スポーツと自然が共存する都市公園として、多くの人々に利用されています。長い歴史の中でさまざまな変遷を経て、現在は指定管理者制度のもと、さらに魅力的な施設へと進化しています。アクセスも良好で、市内外から多くの来園者を迎えています。