施設の特徴と魅力
あべのキューズタウンのコンセプトは「URBAN RELAX STYLE」です。繁華街・ミナミに近いため、他の商業施設との差別化を図るために『コト消費』を重視し、学生からファミリーまで幅広い層に対応する工夫を凝らしています。
あべのキューズモール
あべのキューズモールは、ハンズやイトーヨーカドーをはじめとする約250店舗が入居するショッピングエリアです。4階には「Q's dining」と呼ばれるレストランゾーンがあり、バラエティ豊かな飲食店が軒を連ねています。また、館内にはオープンモール形式の広場や自然光が差し込む吹き抜け空間があり、心地よい買い物体験を提供します。
ViaあべのWalk
一方の「ViaあべのWalk」には、かつてこの地に存在した「近鉄西通商店会」や「阿倍野筋二丁目西商店会」の店舗が多く入居しています。居酒屋やカフェが集まることで、懐かしい商店街の雰囲気を残しつつ、気軽に立ち寄れる空間を提供しています。
アクセスと周辺環境
あべのキューズタウンは、主要な鉄道路線やバス路線と接続されており、アクセスが非常に便利です。特に以下の駅から徒歩1分程度で到着できるため、多くの来場者にとって利用しやすい立地となっています。
- Osaka Metro御堂筋線・谷町線 天王寺駅
- JR西日本 大阪環状線・大和路線・阪和線 天王寺駅
- 近鉄南大阪線 大阪阿部野橋駅
- Osaka Metro谷町線 阿倍野駅
- 阪堺電気軌道上町線 天王寺駅前停留場
周辺の主要施設
周辺には天王寺ミオやあべのハルカスなど、他の大型商業施設も多数存在します。これにより、ショッピングからグルメ、観光まで、多彩な楽しみ方が可能です。
沿革
以下は、あべのキューズタウンの開発に関する主要な出来事をまとめたものです。
- 2004年9月 - 東急不動産が特定建築者に決定
- 2009年1月 - 建設工事を開始
- 2011年4月 - 「ViaあべのWalk」「あべのキューズモール」開業
- 2013年10月 - 「あべのマーケットパーク Q's MALL」が「あべのキューズモール」に改称
主要テナント
あべのキューズモール内の店舗
- ハンズ
- イトーヨーカドー
- SHIBUYA 109 ABENO
- ビックカメラ
- ユニクロ、GU
- スタジオアリス
- ダイソー
- レストラン「Q's dining」
ViaあべのWalk内の店舗
- コメダ珈琲店
- 吉野家
- 天下一品
- マツモトキヨシ
- JINS
- QBハウス
- 三井住友信託銀行
まとめ
あべのキューズタウンは、ショッピングや飲食、文化的な体験を提供するだけでなく、地域コミュニティとのつながりを大切にする複合商業施設です。大阪市の中心部に位置し、アクセスの良さや多彩な店舗構成が特徴で、地元住民と観光客の双方から愛されています。今後も都市型のライフスタイルを提案する拠点として、さらなる発展が期待されます。